入院1回目その3
3月29日顔にも皮疹が・・・
27日に腕と脇腹に皮疹が出たため、28日に院内の皮膚科を受診しました。皮膚科の先生はやはり薬剤性のアレルギーの疑いという事で、ステロイドの入った軟膏の処方をしてもらいました。1日に2回塗るのですが、朝と夜の入浴後の2回塗るようにしていました。
ここで入浴に関してですが、10階西病棟の第三内科では浴室が男女各1室づつあり、朝予約ボードに名前を書き込むシステムです。ボードには14時から20時30分まで30刻みで書き込み欄があり、私はいつも最終のコマを予約していました。浴室には浴槽と洗い場にシャワーが1個ありましたが、最初の頃、浴槽にお湯を貯めようと思ったら20分くらいかかり忙しない事がわかったので、基本的にシャワーで済ませてました。毎日、入浴を済ませてから歯磨きして消灯を待つのが日課になりました。
3月29日朝、歯磨きして鏡を見てみると、額にも皮疹が出ているのを発見しました。主治医と相談したところ、また皮膚科の予約を入れていただいて、その日の午後にもう一度診てもらいました。腕とか脇腹に塗っている薬とはまた違う軟膏を処方してもらいこれも毎日塗ってました。抗がん剤のせいなのか、肺炎予防のバクタのせいかはこの時はわかりませんでしたが、2回目の抗がん剤投与の時はあまり酷い皮疹は出なかったので、やはりバクタだったんだろうなと思います。
ここまで、副作用っぽい皮疹について書いてきましたが、この他の副作用で苦しかったのは便秘でした。4日くらいお通じが無いこともあり、そのせいで食欲も無くなるというこれまた2次的な副作用もありました。寝る前に看護師さんに下剤を貰い、祈るような感じで寝付くのですが、翌朝、水分を採ってもなかなか便意を催さず、2、3日置いてから出たときは、ホッとしてました。この症状は抗がん剤の投与が終わると治るのですが、以降の投与の際は常に下剤を処方してもらってました。
2回目の抗がん剤投与は4月17日からになったのですが、それまでの3週間は月水金で採血を行い、血球数の推移と球芽の状態の監視をしてたようでした、
抗がん剤投与中、直後にはWBCは900くらいまで下がり、1週間後とかには1800くらいまで回復する。そして3週間くらいすると1500くらいまでまた落ちていくを繰り返していました。
という事で、3月29日から4月18日までのデータは、
WBC白血球数は900~1800~1500
Hb ヘモ 9~11~10
Pl 血小板 70000~120000~90000
といった推移でした。
10階からの眺め。
次回は4月17日からの2回目の抗がん剤投与についてです。