白血病からの生還(データ付き)

白血病で幹細胞移植を受けた詳細の記録です。

ここで、今月の通院結果

かなり飛びますが、Day564 

一昨日の3月16日は定期検診日でした。内科と眼科の検診を受けてきました。

内科受診の結果は、

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ほぼほぼ正常値になりつつあります。ここ数か月は肝機能のγーGPTが突然上がったりしていましたが、今月は正常値までもう少しと言う所まで回復してきました。主治医の所見では、皮膚や口内炎GVHDも安定していて、良好な経過との判断でした。今の悩みは以前も書いたかもしれませんが、左目の不調(ドライアイ、ゴロゴロ感)が気になる所です。目について尋ねてみるとGVHDの一種と言う事でした。自分では放射線抗がん剤の影響で涙腺が破壊されててまだ回復しきっていないと思っていましたが、どうもこの症状もGVHDの一種だそうです。内科では免疫抑制剤を1日40mgから1日20mgまで減らしましょうという事で、もう少しで免疫抑制剤は無くなるのかなぁ、なんて思ってきた所です。

続く眼科ではやはり、造血幹細胞移植後に目の不調を訴えて来る患者さんが多数いることを教えてもらい、内科の主治医との話がつながりました。眼科も約1年ほどかかっているのですが、最初は両方の目が逆まつ毛のようにゴロゴロした状況で受診し、確かに逆まつ毛が何本かあり、抜いてもらいました。その時に角膜の表面とか診てもらったところ、ドライアイもあって、角膜の表面は擦りガラスのような状態になっていました。一昨日の受診では、だいぶきれいになって来ていて、右目は正常まで戻ってきました。左目のみがもう少しという所まで来ていたのですが、瞳の上の方の角膜が小さい範囲ではがれていて、それもあって充血しているとの所見でした。新しく、眼科用の軟膏を処方して貰い帰ってきました。

GVHDもいろいろありますが、時間をかけて順応するしかないようです。

通院のたびに思うのは、診察までに時間がかかることと、診療費、薬代が馬鹿にならない金額(昨日はトータル8万円)になることが、悩みです。近いうちにかかった費用について報告しようと思いますが、びっくりするくらいの金額になります。

昨日は、私の体調もかなり復活したこともあり、古くからの友人たちが軽く快気祝いを開催してくれました。前述の肝機能の件とまだ数種類の薬を服用している事もあり、コーラでの参加でしたがみんなに、よかったな、と言われるたびに生きている事を実感してきました。

また次回は3回目の入院の話に戻ります。