3回目の入院その12
Day14-15 輸血で命を繋ぐ
さて、12日目あたりからのピークが続いていましたが、回復まではまだまだでした。
14日時点での血液のデータは、
血小板が極端に不足してました。まったく自覚症状は無いので、検査してみないとやはりわからないものですね。早速、その日のうちに血小板の輸血を受けます。
CRPの数値もまだ8.01で、8日目あたりの20とかの数値よりかは下がった来ていましたが、相変わらず熱と口内炎とのどの痛みと腹痛に悩まされていました。痛みに耐えながら、ほぼ1日眠っていたと思います。
食事もとれないため、点滴での栄養補給で生かされていました。点滴タワーには生食、CSF、免疫抑制剤、ブドウ糖、モルヒネが常時つながれていて、時間で抗生剤、が追加されていました。熱が上がると解熱剤の点滴も追加され、点滴タワーはすごい重さになっていました。トイレに行くとき、倒さないように慎重に転がさなければなりませんでした。今思えば、自力でトイレに行けていたので、意識を失う事が無かったんだなぁ、などと思います。
今でもはっきりと覚えていますが、この頃に眠っていて夢を見ていたのですが、無邪気な子供の頃の夢を見ていました。それも何回もです。いつもトイレに行くところの夢で目が覚めるのですが、目が覚めてまずトイレに行くのが癖になっていました。お花畑の夢じゃなくて良かったのですが。。。天使が出てくる夢も見たのを覚えています。
抗生剤とか、いろいろな薬と輸血によって、苦しかったのですが何とか2週間を経過することが出来ていました。最初の主治医の説明ではそろそろ新しい幹細胞が定着する頃でした。
献血されている皆さんには本当に感謝感謝です。同じ病気を戦っている人たちも同じ気持ちと思います。
この辺りが入院治療の中で、一番きつかった時期でした。次回からは徐々に回復していく様子を書きます。