白血病からの生還(データ付き)

白血病で幹細胞移植を受けた詳細の記録です。

大学病院受診1

初めての大学病院

前回、クリニックの先生に大学病院の紹介状と1月19日の予約を入れていただいていたので、当日予約時間より30分前くらいに到着しました。まずは総合受付で患者登録を済ませます。その後、担当科の第3内科の待合室で新患登録をします。問診票を書き身長体重、血圧と熱を測ります。待合室は満員ということもなく、そんなに待たなくて済むかなと思っていましたが、予約患者が優先らしく1時間くらい待ちました。具合の悪そうな人や、ケア帽子をかぶった人、若い人から杖を突いた人までいろいろです。咳をしている人も多く、私は白血球が減っている事がわかっていたので、感染予防のためマスク着用でなるべく人の少ない席で呼ばれるのを待っていました。

予約時間から1時間くらいしてようやく私の名前を呼ばれ、指定の診察室に入っていきます。担当の先生は血液内科の主任教授でした。10分くらい症状の説明、

・元々風邪のような症状でクリニックを受診した事。

・首の両脇に違和感があった事。

・前年の夏位から疲れやすくなった事。そして慢性的な疲労感。

・元々多かった白血球減少した事

などを説明していきました。その後採血と採尿をしてきて下さいと言われ、採血室へと向かいます。

採血室ではすぐに呼ばれ、血液サンプルを4本とられました。看護師さんに

「あらー、太くていい血管だこと!」と褒めてもらい、あっという間に採血完了でした。その後、また第3内科の待合室で先生に呼ばれるのを待ちます。

1時間くらいで検査結果が揃い、再び診察室に呼ばれ、教授から説明を受けます。

・確かに白血球数は1940と少ない

赤血球も血小板も多少、少ない

・造血細胞がうまく働いていない

と、データから客観的に説明を受けました。人によっては疲労やストレスなどで、一時的に造血細胞の働きが悪くなる場合があるので、もう少し経過を見ましょう。と、言われ、4週間後にまた来てください。と、言われその日の診察は終わりました。

注意点としては

・普通に生活して構わないが、人混みではマスクを着けてください。

・こまめに手洗いを励行してください。

位で、普通に仕事をしてもかまわないとの事でした。特に投薬もなし。

現段階では病名とかはっきりとは診断できないのだが、今のところ白血球減少症の疑いとの事でした。

それから4週間は、「もしかして元に戻るかも⁉」と淡い期待を抱きながらサプリなんかを飲んでいました。シジミエキスとかマカとかマルチビタミンとか、効きそうな物を試していましたが、疲労感は取れませんでした。

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血球が少なくても、極端に少ない値でなければ大丈夫みたいです。

白血球は最低1000あれば感染症に気を付ければ大丈夫なようです。

写真の結果の欄の右側のHとかLというのが規定値より高い低いを表してます。

4週間後の診察の様子は次回、大学病院受診2に続きます。