白血病からの生還(データ付き)

白血病で幹細胞移植を受けた詳細の記録です。

きっかけ2

甲状腺の検査結果

2016年1月12日

前回、首の両脇の違和感があるので、クリニックの医師は甲状腺の検査をしてくれたのですが、翌週1月12日の受診日にレントゲンの結果と血液検査の結果が届いてました。結果は、甲状腺には異常がなく、それよりもすべての血液成分が低いので、他の病気の可能性を考えたほうがよさそうだとの診断結果を医師は下しました。下の写真の通り、特に白血球が基準値下限の半分という結果でした。他の赤血球も血小板も基準値を下回っており、ここのクリニックではこれ以上の診断は出来ないので大きい病院の血液内科を紹介しますと医師に言われました。

山形大学付属病院か、山形市立済生館か、どちらかと言われ、大学病院を選びました。すると先生はすぐにインターネット経由で山形大学付属病院の第3内科の予約を取って下さり、翌週から山形大学のお世話になることになりました。自分では単なる風邪で甲状腺にバイ菌でも入ったのでは位にしか考えていなかったので、なんか大ごとになってきたなと思いながら待合室で待っていると、翌週の1月19日の予約を取ってあるので直接受診に行って下さいと紹介状を渡されました。なるべく早い方がいいですので、最短で予約しましたとの事。なるべく早くという言葉が引っ掛かり、家に帰ってから、白血球減少についてネットで調べました。

白血球が減る病気は①白血球減少症、⓶再生不良性貧血、③急性骨髄性白血病とあり、後ろの2つが難病指定となっています。この時はまだ、白血球減少症くらいかな。薬で治るんじゃないかな。と甘い予測をしていたのですが、多少の不安を残したまま長い1週間を過ごしていました。会社も普通に出社し、定時までは仕事をしていましたが、相変わらずのひどい疲労感に悩まされていました。

しばらく通院が必要そうでしたので、上司と相談したところ、出張とかは免除してもらい、他のメンバーに行ってもらい私は技術検証と見積もりの原価積算のデスクワークに特化させてもらいました。出張がない分、身体的には少し楽でしたが、夕方になるとものすごい疲労感が襲ってきて、定時で家に帰ると、食事の前に横になるのが日常になりました。やっぱり、何かおかしいと内心ハラハラしながら1週間を過ごしてました。

大学病院の受診は次回に続きます。

 

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