白血病からの生還(データ付き)

白血病で幹細胞移植を受けた詳細の記録です。

退院後の通院1

Day 80 通院するのが一仕事

さて、前々回に退院した所まで書き進めてきましたが、その3日後に診察の予約を入れてもらっていました。退院後生活の注意点の説明を受け、しばらくは週1回で経過観察をすることになっていました。この時のデータは、

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白血球数が4650と規格値には入っているのですが、微妙に下がっていました。

感染予防のためマスク着用で最初に採血室に向かいます。いろんな科を含めて採血室でまとめて検査するシステムになっています。診察予約時間が10時でしたので9時には病院に着いていたのですが、採血室前は順番待ちの患者さんたちがほぼ満席状態で座っていました。受付を済ませ、順番が来るまで30分以上待ちました。採血カウンターは6ブースあり、看護師さんたちが手際よく採血してくれます。名前と生年月日の確認をし、その後5本の採血をしました。採血慣れしていたので、自分で血管を指定し注射針を刺してもらったところ、血管を指定する患者さんはめずらしいですと言われましたが、すんなりと5本の採血を終えました。この日も看護師さんからいい血管ですと褒めてもらいました。

採血を終え診察を受けるために内科へ移動するのですが、駐車場から歩き続けてきた足が辛くなってきていました。3か月の入院でここまで足が動かせなくなるなんて想像もつきませんでした。

内科の受付を済ませ、1時間くらい待ってようやく診察になりました。データ的には問題がない事と、免疫抑制剤血中濃度も大丈夫と言う所見でした。白血球数が多少減ってきている事について質問すると、術後は増減するものらしく、経過を見ましょうという事で、翌週の予約と薬の処方を貰い診察が終了しました。

会計を済ませ、処方薬局に寄って薬を受け取ると12時を回っていました。私の足は久々に歩き回ったので限界でした。家に帰るころはへとへとになっていました。

家に帰れば入院していた時同様で、特に何をするでもなく、ソファーで横になっているかベッドで寝ているかの生活でしたので、この日はもっとしっかりリハビリしないと歩けないという事を痛切に感じました。

また、退院の時の説明を聞いて、家の中でも感染症予防のために、空気清浄機を購入しウイルス除去剤も定期的に購入するようになりました。また、まだ人混みには出たくなかったので、平日日中の公園とかをよろよろ散歩するようになってました。

また次回へと続きます。

 

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